第18回マイルチャンピオンシップの馬柱

第18回マイルチャンピオンシップの馬柱
馬番 馬名
(生年月日)
Family
No.
父系
マジック
潜在能力 少ない血etc
1 (市)ダンツフレーム
(1998.4.19)
21 1 12.00 ロムルス
2 メイショウオウドウ
(1995.5.29)
16 0 6.00 母が流産後の仔
3 ビハインドザマスク
(1996.4.24)
4 1 9.75 ヒッティングアウェー
4 (外)イーグルカフェ
(1997.2.10)
7 1 14.25 Le Fabuleux
5 ダービーレグノ
(1998.4.7)
14 0 19.00 母の初仔
6 コンタクト
(1996.3.12)
23 0 7.00 Cornish Prince
Volcanic
7 ロサード
(1996.4.22)
1 1 9.00 Luthier
8 (外)タイキトレジャー
(1996.4.25)
4 0 11.00 セントクレスピン
9 (外)エイシンプレストン
(1997.4.9)
3 2 1.50 Monteverdi
Blood Royal
10 ゴッドオブチャンス
(1998.4.10)
6 1 6.00 Private Account
Hoist the Flag
11 (外)ゴールドティアラ
(1996.4.25)
10 0 17.00 Riva Ridge
12 クリスザブレイヴ
(1994.2.18)
13 1 8.25 Kightly Manner
French Beige
13 (父)ダイタクリーヴァ
(1997.3.24)
8 0 18.00 ハロウェー
母の初仔
14 (外)ゼンノエルシド
(1997.3.26)
16 1 1.50 Dominion
15 リキアイタイカン
(1998.2.25)
11 1 9.00 No Robbery
16 (父)(市)ムーンライトタンゴ
(1998.3.27)
13 1 14.25 ダストコマンダー
17 トロットスター
(1996.5.11)
7 2 6.50 シンザン
母の初仔
18 (抽)ジョウテンブレーヴ
(1997.5.10)
12 1 10.50 キノー

※潜在能力は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

数々の名マイラー、名勝負を生み出してきたマイルチャンピオンシップ。回を重ねて今年で第18回となります。過去17回中16回は1番人気が連対している「鉄板GI」としてもおなじみとなりました。淀の芝外回り1600m戦、紛れのない実力勝負の戦いです。

< 予想 >
エイシンプレストン
トロットスター
ゼンノエルシド
ダイタクリーヴァ
× イーグルカフェ
ビハインドザマスク

◎はエイシンプレストン。1984年のグレード制施行以後、58kg以上を背負って毎日王冠を連対した4歳馬は、その年の秋のGIレースにおいて、いずれかのレースで必ず連対を果たしているそうです−『優駿』、2001年11月号P91、やぶにらみエッセイより−。そのデータも何よりですし、父Green Dancer24歳時の0交配馬が、4歳秋にして本格化した様子です。力がなければ府中の芝1800mを1分45秒3で勝ち切れません。弱い弱いと叫ばれていた1997年生まれ世代ですけれど、ここに来て盛り返しています。2歳王者の面目にかけても、同期のアグネスデジタルに負けていられないでしょう。○はトロットスター。体調さえ良ければやはり強い現役短距離王。母方の底力血脈から、淀のマイル戦はこなせるはずです。▲はゼンノエルシド。父Caerleon16歳時の0交配馬にして、芝1600mのJRAレコードホルダー。しかも鞍上はペリエ騎手。△はダイタクリーヴァ。自身は淀コース5戦5連対で、淀のマイル戦でこその母系。伯父はこのレース2連覇のダイタクヘリオス。×はイーグルカフェ。ダートをカマした後にGIマイル戦。気分の変化に期待します。注はビハインドザマスク。淀の芝外回り1600mの現レコードホルダー。淀は4戦3勝、3着1回の好成績。印の付け方としては、連産の0遺伝馬2頭と母が前年産駒なしの馬4頭となります。トロットスターとダイタクリーヴァは母の初仔、イーグルカフェは母が不受胎後の3番仔、ビハインドザマスクは母が2年連続不受胎後の16歳時交配の10番仔となります。

あと、あれだけ「ダンツフレームはマイラー形質が出ている」と言っておきながら、今回は無印です。「同期生どうしで遅いペース」の3000mのGI戦を走った後に、「古馬混合で速いペース」の1600mのGI戦。馬がレースで走る距離は、人の種目ほどには差が無いにせよ、ちょっと息継ぎの仕方が違うように思います。かのカミノクレッセのように、天皇賞・春を2着の後に安田記念を2着という例もありますが、今回、ダンツフレームの周りは百戦錬磨の古馬たちですからね。名手・武豊を鞍上にしても、そうそう甘いものではないでしょう。……でも、あのエリザベス女王杯のさばき方を見ると、甘いものになるような気もします(苦笑)。それはさておき、個人的には、「ジャパンカップに出走して追い込んで5着、そして有馬記念で好勝負」というシルクジャスティスのパターンを踏襲するのかと思っていました。コーナーが6回ある中山芝2500mの有馬記念は、マイラー形質馬でも何とかなりますから。

以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

[訂正]
上記の本文中、「過去17回中16回は1番人気が連対している」としましたが、正しくは「過去17回中15回は1番人気が連対している」でした。申し訳ありませんでした。<2001/11/19>

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