Northern Dancer(CAN) 鹿毛 1961.5.27 種付け時活性値:1.75 |
Nearctic(CAN) 黒鹿毛 1954.2.11 |
Nearco(ITY) 黒鹿毛 1935.1.24 |
Pharos(GB) 1920 |
Nogara(ITY) 1928 | |||
Lady Angela(GB) 栗毛 1944 |
Hyperion(GB) 1930.4.18 | ||
Sister Sarah(GB) 1930 | |||
Natalma(USA) 鹿毛 1957.3.26 |
Native Dancer(USA) 芦毛 1950.3.27 |
Polynesian(USA) 1942 | |
Geisha(USA) 1943 | |||
Almahmoud(USA) 栗毛 1947 |
Mahmoud(FR) 1933 | ||
Arbitrator(USA) 1937 | |||
Special(USA) 鹿毛 1969.3.28 仔受胎時活性値:1.75 |
Forli(ARG) 栗毛 1963.8.10 種付け時活性値:1.25-α |
Aristophanes(GB) 栗毛 1948 |
Hyperion(GB) 1930 |
Commotion(GB) 1938 | |||
Trevisa(ARG) 栗毛 1951 |
Advocate(GB) 1940 | ||
Veneta(ARG) 1940 | |||
Thong(USA) 鹿毛 1964.4.23 仔受胎時活性値:1.00 |
Nantallah(USA) 鹿毛 1953.3.5 種付け時活性値:0.50 |
Nasrullah(IRE) 1940.3.2 | |
Shimmer(USA) 1945 | |||
Rough Shod(GB) 鹿毛 1944 仔受胎時活性値:0.75 |
Gold Bridge(FR) 栗毛 1929 種付け時活性値:1.50 |
||
Dalmary(GB) 黒鹿毛 1931 仔受胎時活性値:1.00 |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Northern Dancer (Nearctic系) |
Forli (Hyperion系) |
Nantallah (Nasrullah系) |
Gold Bridge (The Boss系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.75 (15歳時交配) |
1.25-α (5歳時交配) |
0.50 (10歳時交配) |
1.50 (14歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nearcoの孫 | Whaleboneの11代孫 | Nearcoの孫 | Bend Orの6代孫 |
8代残牡先祖数 (7代残牡先祖数) |
4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない先祖etc |
---|---|---|---|
16/128 (12/64) |
A C A A (0.75) |
12.00 | Gold Bridge (Phalaris系とHampton系のNicks) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
Northern Dancer | 4.50 | 甥Sadler's Wells (F5-H) |
3番仔 |
※潜在能力は数値が少ないほど大きいことを示しています。
1着−トーマス・ブライアン賞(仏GIII)、ジェベル賞。
1着降着−英2000ギニー(GI)。
通算3戦2勝。
中島氏がNureyevを選択された経緯の記されている文章を、以下に引用しておきます。
◎ヌレイエフ(Nureyev 1977年)は3戦2勝。トーマス・ブライアン賞(GIII)の勝ち馬で、イギリス2000ギニー(GI)において1着入線したが失格となった。以後競馬には出走せず種牡馬となった。同馬は2歳の夏、キーンランド・セレクト・セールにおいてユージン・オブライエン氏が130万ドルでセリ落とした。
実は、このヌレイエフには忘れられない思い出がある。1978年の夏の初めにタイヘイ牧場の六郎田靖氏が、キーンランドで馬を買うからセリ名簿から選んでみてくれ、と私が牧場へ行ったときに頼まれた。タイヘイ牧場には、アメリカン・スタッド・ブック、スタリオン・ブックなど調べるための書物が十分にあった。私は2週間の間牧場に泊まり込み、セリの出場馬を1頭ずつ綿密に調べて、そして選び出した馬がヌレイエフであった。
−『競馬最強の法則』誌、1998年10月号、P87より抜粋。−
結果的には、Nureyevが日本の地を踏むことはなかったのですけれど、惜しかったですね。また、写真家・今井寿恵さんのコメントによりますと、
馬と対決していて恐ろしいと思うことがたまにありますが、ヌレイエフはその代表的な馬でした。日本であれば安楽死処分が取られるようなアクシデントからカムバックした精神力は神憑り的ですし、人間の知能では太刀打ちできないくらいの知能を持った馬だと思いました。
−『優駿』、1999年3月号、P15より抜粋。−
Nureyevは後ろ脚が不自由で、今でも引きずって歩いているそうです。それでも、やはり精神力が素晴らしい馬なのでしょう。子孫は世界中で繁栄しようとしています。
お気付きとは思いますが、引用した2冊の雑誌の同じページに、たまたまNureyevとSeattle Slewのことが書かれていました(苦笑)。