中島理論で見るGIレースの勝ち馬(1996年編)

イシノサンデー
  • 栗毛
  • 1993.5.29生
  • 静内・服部和則氏生産
  • 馬主・(株)イシノ
  • 栗東・山内研二厩舎
イシノサンデーの4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.50

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparanasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
ジェフォリー(USA)
栗毛 1987.4.30
仔受胎時活性値:1.25
[母が不受胎後の7番仔]
<米3勝。GIII1勝>
Alydar
栗毛 1975.3.23
種付け時活性値:0.75
Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Sweet Tooth
鹿毛 1965
★On-And-On 1956
Plum Cake 1958
Jeffo(USA)
栗毛 1971
仔受胎時活性値:1.75
[母が不受胎後の6番仔]
<米3勝。GIII1勝>
Ridan
鹿毛 1959
種付け時活性値:0.75
Nantallah 1953.3.5
Rough Shod 1944
Silver Service(USA)
鹿毛 1960
仔受胎時活性値:0.50
<米1勝>
Prince John
栗毛 1953
種付け時活性値:1.50+α
En Casserole
栗毛 1952
仔受胎時活性値:1.75
イシノサンデーの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Hail to Reason系)
Alydar
(Raise a Native系)
Ridan
(Nasrullah系)
Prince John
(Princequillo系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.50
(6歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
1.50
(6歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの5代孫 Phalarisの6代孫 Nearcoの3代孫 Eclipseの15代孫
イシノサンデーのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない先祖etc
19/128 A  x  A  B
(0.50)
9.50 Ridan、Prince John
Native Dancer有
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Prince John
(ジェフォリー)
5.25 Alyshebaと同牝系
(No.20)
2番仔
(2連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

『いかにも米国血統馬』イシノサンデー。前哨戦となるスプリングS(GII)を快勝したバブルガムフェローが骨折、さらに弥生賞(GII)を圧勝したダンスインザダークが熱発で回避となり、これまた「混戦皐月賞」となりました。しかし、結局はサンデーサイレンス産駒のワンツーフィニッシュに終わりました。弥生賞3着のイシノサンデーが1着、若葉S2着のロイヤルタッチが2着となりました。4強の内の2強が消えても、残りの2強で面倒を見てしまいました。勝ち時計は2分0秒7。イシノサンデーの鞍上は四位洋文騎手。このレースがGI初勝利となりました。所属は栗東・山内研二厩舎。山内師は前年の宝塚記念に続きGI2勝目。オーナーは(株)イシノ。生産は静内・服部和則氏。服部氏は種牡馬の種付権斡旋会社であるジェイエスの設立者としても知られています。生産馬としてはイシノサンデーがGI初勝利でした。

イシノサンデーの4代血統構成は、『Hail to Reason系×Raise a Native系×Nasrullah系×Prince Rose系』となります。4系いずれもEclipseの分枝系となりますが、曾祖母父Prince JohnがEclipseの15代孫となるためにネオ異系として働きます。また、↑の4代血統表上でPrince Johnの活性値を「1.50+α」としていますが、以下の中島氏の記事を元にして記述しました。

父は飛ぶ鳥を落とす勢いのサンデーサイレンスであるが、本馬の形相は父ではなく、曾祖母の父PrinceJohn(栗毛)の隔世遺伝である。母の父Alydarも栗毛であるが12歳時の種付けで数値は0.75、PrinceJohnは7歳時種付けの1.5なので形相は後者である−馬齢は旧表記−

−『競馬最強の法則』誌(KKベストセラーズ)、1996年9月号、P71より抜粋(本文脚色責任、オオハシ)。−

父サンデーサイレンスの活性値も6歳時種付けの1.50なのですが、イシノサンデーの毛色の出方により、中島氏は曾祖母父Prince Johnの形相を優先されたようです。


↓イシノサンデーの近親牝系図を示しておきます。

En Casserole 1952
|Silver Service 1960 米1勝
||Jeffo 1971 米3勝 ブリン・モーアS(GIII)
|||May Day Eighty 1979 米8勝 デラウェアH(GI) アーリントン・マトロンH(GII)
|||ジェフォリー 1987 米3勝 ニジャナS(GIII)
||||イシノサンデー 1993.5.29 中央5勝+地方1勝 皐月賞(GI) ダービーグランプリ(現統一GI)
||Loot 1973 米5勝
|||チャリスオブシルバー 1983 0勝
||||ナムライナズマ 1993.4.12 2勝 もみじS(OP)
||||グレイスナムラ 1996.4.22 5勝 京都牝馬S(GIII)
|||Silvernesian 1989 ジョッキークラブ大賞(伊GI)

↑の牝系図には示しませんでしたが、4代母En Casseroleの別分枝からはサンタアニタH(米GI)、ピムリコスペシャルH(米GI)などを勝ったFarma Way(1987)が出ています。また、イシノサンデーの5代母Beanie M.(1933)は、マトロンS(現米GI)の勝ち馬です。6代母となるBetty Beall(1920)の別分枝からは1987年の米国年度代表馬Alysheba(1984)、ジャック・ル・マロワ賞(仏GI)の勝ち馬Lear Fan(1981)、ホープフルS(現米GI)の勝ち馬Bee Mac(牝、1941)などが出ています。

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