| ★ ウイニングチケット 黒鹿毛 1990.3.21 種付け時活性値:0.00 | トニービン 鹿毛 1983.4.7 | カンパラ 黒鹿毛 1976.2.19 | Kalamoun 1970 | 
| State Pention 1967 | |||
| Severn Bridge 栗毛 1965 | Hornbeam 1953 | ||
| Priddy Fair 1956 | |||
| パワフルレディ 黒鹿毛 1981.5.27 | マルゼンスキー 鹿毛 1974.5.19 | Nijinsky 1967.2.21 | |
| シル 1970.4.22 | |||
| ロッチテスコ 鹿毛 1975.2.16 | テスコボーイ 1963 | ||
| スターロッチ 1957.4.16 | |||
| エンポールコメン 芦毛 1985.3.4 仔受胎時活性値:1.25 <中央2勝> | ノーザンディクテイター 鹿毛 1974.1.28 種付け時活性値:0.50 | Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 | Nearctic 1954.2.11 | 
| Natalma 1957.3.26 | |||
| Dictates 鹿毛 1964 | ▲Bold Ruler 1954.4.6 | ||
| Punctilious 1954 | |||
| ムーンシカイナミ 芦毛 1978.3.26 仔受胎時活性値:1.50 <地方0勝> | ムーンマウンテン 青毛 1968.5.3 種付け時活性値:0.25 | Bagdad 1956 | |
| Banri an Oir 1950 | |||
| エンヴィアドラ 芦毛 1971.6.11 仔受胎時活性値:1.50 | Enviado 栗毛 1968 種付け時活性値:0.50 | ||
| Sierra Grey 芦毛 1951 仔受胎時活性値:0.75 | 
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | 
|---|---|---|---|
| ウイニングチケット (ゼダーン系) | ノーザンディクテイター (Northern Dancer系) | ムーンマウンテン (Black Toney系) | Enviado (Bold Ruler系) | 
| 父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 | 
| 0.00 (8歳時交配) | 0.50 (10歳時交配) | 0.25 (9歳時交配) | 0.50 (2歳時交配) | 
| 父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 | 
| Nasrullahの6代孫 | Nearcoの3代孫 | Whaleboneの14代孫 | Nasrullahの4代孫 | 
| 8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) | 潜在能力値 | 少ない血etc | 
|---|---|---|---|
| 3/128 | ★A  A  z  A (0.66) | 1.98 | ムーンマウンテン Enviado | 
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? | 
| ノーザンディクテイター | 5.00 | 近親トミシノポルンガ (No.13-B) | 7番仔 (不受胎後) | 
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
阪神の500万特別であるゆきやなぎ賞をぶっちぎりました、ユウキャラット。出たな、ウイニングチケットの0交配産駒。
ユウキャラットの最優性先祖&形相は、母父ノーザンディクテイターと判断しました。とりあえず、機械的に近い方の先祖を最優性としたのですが、曾祖母父Enviadoが「2歳時交配の活性値0.50」というのは驚きでした。若すぎるやろ(笑)。しかもお相手となったSierra Greyとの年齢差が「17歳」。うーむ、色々と考えさせてくれます。閑話休題、ノーザンディクテイターは現役時代に米国で10戦3勝。いわゆる下級一般戦ばかりで、パターンレースの勝ち鞍はないマイナー成績です。種牡馬として日本に導入され、主に牝馬に活躍馬を多く出しました。その代表産駒にはデイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)の勝ち馬タニノブーケ(1982.4.17)、京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)を連覇するなど重賞4勝を挙げたリキアイノーザン(1985.4.30)、大井のグランドチャンピオン2000を制したウメノローザ(1986.5.28)、クリスタルC(GIII)を勝ったキリノトウコウ(1984.3.19)、七夕賞(GIII)の勝ち馬イダテンターボ(1986.5.25)、小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)を勝ったポットナポレオン(1985.3.31)、函館3歳S(現函館2歳S、GIII)の勝ち馬アトムピット(1989.3.23)などを送り出しました。また、字面上の成績上位馬であるタニノブーケとウメノローザからは、その直仔に活躍馬が生まれています。タニノブーケの直仔には新潟記念(GIII)を勝ったタニノボレロ(1988.5.17)と神戸新聞杯(GII)を勝ったタニノクリエイト(1992.4.26)が出ており、ウメノローザからは第60代オークス(GI)馬ウメノファイバー(1996.5.5)が出ています。
ユウキャラットの牝系は、13号族エンヴィアドラ系。すみません、詳細は分かりませんでした。近親の主な活躍馬には、エンヴィアドラからの別分枝となるアメリカンスーパー(1981)の仔にトミシノポルンガ(1989.3.31)がいるくらいです。ただ、近親馬に交配されている種牡馬を見ると、生産者さんはマイナー路線を走られているようです。トミシノポルンガの父であるサンオーイ(1980.2.15)はもちろんですが、セントシーザー(1982.4.15)、サクラロータリー(1984.2.2)、オサイチブレベスト(1984.4.7)、カツトクシン(1985.4.18)、ゴールドレット(1979)、レッツゴーターキン(1987.4.26)、トウショウサミット(1982.5.5)、ニシノスキー(1980)あたりが見えます。ある意味でステキです(笑)。
中島理論的な潜在能力の高さからは、オークスの惑星馬として期待したいですね。なんだ言いながら直父系は父がウイニングチケットで祖父がトニービンですから、東京コースは合うはずです。カマシたれ、ユウキャラット。