2002年クラシック牝馬編

(父)(抽)ユウキャラット
  • 黒鹿毛
  • 1999.4.7生
  • 静内・静内酒井牧場生産
  • 馬主・(株)アイテツ
  • 栗東・鮫島一歩厩舎
ユウキャラットの4代血統表

ウイニングチケット
黒鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:0.00
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ
黒鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970
State Pention 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
パワフルレディ
黒鹿毛 1981.5.27
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
Nijinsky 1967.2.21
シル 1970.4.22
ロッチテスコ
鹿毛 1975.2.16
テスコボーイ 1963
スターロッチ 1957.4.16
エンポールコメン
芦毛 1985.3.4
仔受胎時活性値:1.25
<中央2勝>
ノーザンディクテイター
鹿毛 1974.1.28
種付け時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Dictates
鹿毛 1964
Bold Ruler 1954.4.6
Punctilious 1954
ムーンシカイナミ
芦毛 1978.3.26
仔受胎時活性値:1.50
<地方0勝>
ムーンマウンテン
青毛 1968.5.3
種付け時活性値:0.25
Bagdad 1956
Banri an Oir 1950
エンヴィアドラ
芦毛 1971.6.11
仔受胎時活性値:1.50
Enviado
栗毛 1968
種付け時活性値:0.50
Sierra Grey
芦毛 1951
仔受胎時活性値:0.75
ユウキャラットの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ウイニングチケット
(ゼダーン系)
ノーザンディクテイター
(Northern Dancer系)
ムーンマウンテン
(Black Toney系)
Enviado
(Bold Ruler系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
0.00
(8歳時交配)
0.50
(10歳時交配)
0.25
(9歳時交配)
0.50
(2歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nasrullahの6代孫 Nearcoの3代孫 Whaleboneの14代孫 Nasrullahの4代孫
ユウキャラットのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
3/128 A  A  z  A
(0.66)
1.98 ムーンマウンテン
Enviado
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ノーザンディクテイター 5.00 近親トミシノポルンガ
(No.13-B)
7番仔
(不受胎後)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

阪神の500万特別であるゆきやなぎ賞をぶっちぎりました、ユウキャラット。出たな、ウイニングチケットの0交配産駒。

ユウキャラットの最優性先祖&形相は、母父ノーザンディクテイターと判断しました。とりあえず、機械的に近い方の先祖を最優性としたのですが、曾祖母父Enviadoが「2歳時交配の活性値0.50」というのは驚きでした。若すぎるやろ(笑)。しかもお相手となったSierra Greyとの年齢差が「17歳」。うーむ、色々と考えさせてくれます。閑話休題、ノーザンディクテイターは現役時代に米国で10戦3勝。いわゆる下級一般戦ばかりで、パターンレースの勝ち鞍はないマイナー成績です。種牡馬として日本に導入され、主に牝馬に活躍馬を多く出しました。その代表産駒にはデイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)の勝ち馬タニノブーケ(1982.4.17)、京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)を連覇するなど重賞4勝を挙げたリキアイノーザン(1985.4.30)、大井のグランドチャンピオン2000を制したウメノローザ(1986.5.28)、クリスタルC(GIII)を勝ったキリノトウコウ(1984.3.19)、七夕賞(GIII)の勝ち馬イダテンターボ(1986.5.25)、小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)を勝ったポットナポレオン(1985.3.31)、函館3歳S(現函館2歳S、GIII)の勝ち馬アトムピット(1989.3.23)などを送り出しました。また、字面上の成績上位馬であるタニノブーケとウメノローザからは、その直仔に活躍馬が生まれています。タニノブーケの直仔には新潟記念(GIII)を勝ったタニノボレロ(1988.5.17)と神戸新聞杯(GII)を勝ったタニノクリエイト(1992.4.26)が出ており、ウメノローザからは第60代オークス(GI)馬ウメノファイバー(1996.5.5)が出ています。

ユウキャラットの牝系は、13号族エンヴィアドラ系。すみません、詳細は分かりませんでした。近親の主な活躍馬には、エンヴィアドラからの別分枝となるアメリカンスーパー(1981)の仔にトミシノポルンガ(1989.3.31)がいるくらいです。ただ、近親馬に交配されている種牡馬を見ると、生産者さんはマイナー路線を走られているようです。トミシノポルンガの父であるサンオーイ(1980.2.15)はもちろんですが、セントシーザー(1982.4.15)、サクラロータリー(1984.2.2)、オサイチブレベスト(1984.4.7)、カツトクシン(1985.4.18)、ゴールドレット(1979)、レッツゴーターキン(1987.4.26)、トウショウサミット(1982.5.5)、ニシノスキー(1980)あたりが見えます。ある意味でステキです(笑)。

中島理論的な潜在能力の高さからは、オークスの惑星馬として期待したいですね。なんだ言いながら直父系は父がウイニングチケットで祖父がトニービンですから、東京コースは合うはずです。カマシたれ、ユウキャラット。

[2002年クラシック牝馬編]  目次へ戻る

2000〜2008  オオハシ  colorfulmelody.nakajima@gmail.com