2002年クラシック牡馬編

(地)ヤマノブリザード
  • 青鹿毛
  • 1999.3.27生
  • 新冠・松浦牧場生産
  • 馬主・山泉恵宥氏
  • 北海道・鈴木英二厩舎→美浦・藤沢和雄厩舎
ヤマノブリザードの4代血統表
タイキブリザード
黒鹿毛 1991.3.12
種付け時活性値:1.75

Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
Bold Reasoning
黒鹿毛 1968.4.29
Boldnesian 1963.4.14
Reason to Earn 1963
My Charmer
鹿毛 1969.3.25
Poker 1963.3.20
Fair Charmer 1959.2.3
ツリーオブノレッジ
鹿毛 1977.3.2
Sassafras
鹿毛 1967
Sheshoon 1956
Ruta 1960
Sensibility
鹿毛 1971
Hail to Reason 1958
Pange 1955
モガミオージー
青毛 1986.4.13
仔受胎時活性値:1.00
<中央2勝>
ファルコン
鹿毛 1964
種付け時活性値:1.25
Milesian
鹿毛 1953
My Babu 1945
Oatflake 1942
Pretty Swift
鹿毛 1959
Petition 1944
Fragilite 1948
ナスフブキ
芦毛 1972
仔受胎時活性値:1.25
<不出走>
★Young Emperor
芦毛 1963
種付け時活性値:0.00
Grey Sovereign 1948
Young Empress 1957
Indovina
1964
仔受胎時活性値:1.75
<北米5勝>
Mister Gus
1951
種付け時活性値:1.00
Betty Rose
1953
仔受胎時活性値:0.50
ヤマノブリザードの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
タイキブリザード
(Bold Ruler系)
ファルコン
(My Babu系)
Young Emperor
(Grey Sovereign系)
Mister Gus
(Nasrullah系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.75
(7歳時交配)
1.25
(21歳時交配)
0.00
(8歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nasrullahの5代孫 Herod〜Tourbillon系 Nasrullahの孫 Nasrullahの仔
ヤマノブリザードのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
9/128 A  E  A  A
(0.66)
5.94 父初年度産駒
ファルコン
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
タイキブリザード
(ツリーオブノレッジ)
4.50 近親に活躍馬なし
(No.1-N)
5番仔
(空胎後)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

札幌の1800m戦を後方2番手から差し切りました、ヤマノブリザード。道営所属馬が、見事に1番人気に応えました。レース前はゲートを嫌がり発走を遅らせたりして、初めから終わりまで真打ちのままでした。レースの2着には7番人気の牝馬マイネヴィータ(1999.4.13)が粘りました。ヤマノの父がタイキブリザード、マイネの父がナリタブライアン(1991.5.3)。父親どうしも同期生ですね。

ヤマノブリザードは、父タイキブリザードの初年度産駒となります。同期のGI馬の中では1番最後にGIを制したタイキブリザードでしたが、種牡馬レースではスタートダッシュに成功した模様です。考えてみれば、名種牡馬であるTheatrical(1982.3.13)の半弟ですものね。中島理論的には、その父Seattle Slewが16歳時交配の0遺伝馬ですし。

ヤマノブリザードの近親には目立った馬がいません。こういう、『近親に活躍馬がいない牝系から突如として現れた重賞勝ち馬』というのは、時に底力を見せます。仕上がりの良さで中央勢を倒したとはいえ、並み居る良血馬たちを破ったのですから値打ちはあります。ジャングルポケット(1998.5.7)が通った道、ヤマノブリザードにとっても幸運の道となるのでしょうか。楽しみです。

[2002年クラシック牡馬編]  目次へ戻る

2000〜2008  オオハシ  colorfulmelody.nakajima@gmail.com