2002年クラシック牡馬編

レニングラード
  • 栗毛
  • 1999.4.29生
  • 早来・ノーザンファーム生産
  • 馬主・近藤英子氏
  • 栗東・音無秀孝厩舎
レニングラードの4代血統表
トニービン(IRE)
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.75
カンパラ
黒鹿毛 1976.2.19
Kalamoun
芦毛 1970
ゼダーン 1965
Khairunissa 1960
State Pension
鹿毛 1967
オンリーフォアライフ 1960
Lorelei 1950
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam
栗毛 1953
Hyperion 1930.4.18
Thicket 1947
Priddy Fair
鹿毛 1956
Preciptic 1942
Campanette 1948
ブリリアントベリー
栗毛 1990.4.11
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
<中央3勝>
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Lady Victoria
黒鹿毛 1962.2.20
Victoria Park 1957.5.10
Lady Angela 1944 ♀
クラフティワイフ
栗毛 1985.1.17
仔受胎時活性値:1.00
<米7勝>
Crafty Prospecter
栗毛 1979
種付け時活性値:1.25
★Mr.Prospector 1970.1.28
Real Crafty Lady 1975
Wife Mistress
栗毛 1979
仔受胎時活性値:1.25
<米0勝>
Secretariat
栗毛 1970.3.30
種付け時活性値:0.00
Political Payoff
栗毛 1969
仔受胎時活性値:0.25
<米0勝>
レニングラードの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
トニービン
(ゼダーン系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
Crafty Prospecter
(Raise a Native系)
Secretariat
(Bold Ruler系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.75
(15歳時交配)
0.50
(18歳時交配)
1.25
(5歳時交配)
0.00
(8歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nasrullahの5代孫 Nearcoの3代孫 Phalarisの7代孫 Nasrullahの孫
レニングラードのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
7/128 A  A  x  A
(0.66)
4.62   
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トニービン
(Severn Bridge)
4.50 or 2.50 叔父ビッグショウリ
(No.9-A)
4番仔
(4連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

小回りの福島コースで重賞2着に入りました、トニービン産駒レニングラード。レニングラード、旧ソ連の指導者レーニンにちなんだ都市名です−現サンクトペテルブルク−

レニングラードの最優性先祖は父トニービン、形相の対象はSevern Bridgeと判断しました。トニービンは現役時代に伊仏英日で27戦15勝。その主な勝ち鞍には凱旋門賞(仏GI)、ミラノ大賞(伊GI)2回、ジョッキークラブ大賞(伊GI)、共和国大統領賞(伊GI)2回があります。トニービンを最優性先祖とする直仔には、初年度産駒であるウイニングチケット(1990.3.21)ベガ(1990.3.8)サクラチトセオー(1990.5.11)の3頭をはじめとして、2年度産駒オフサイドトラップ(1991.4.21)、9年度産駒レディパステル(1998.4.26)、10年度産駒テレグノシス(1999.5.11)等がいます。この直仔たちが勝ったGIを見れば一目りょう然ですね。みんな府中コースのGIを勝利しています。というか、トニービンの仔はベガとノースフライト(1990.4.12)以外は府中でのGI勝ちしかないのですが。その2頭も府中でGI勝ちを収めていますしね(笑)。

レニングラードの牝系は米国で培われた9号族。祖母クラフティワイフは繁殖牝馬として日本に導入され成功しています。その初仔となったブリリアントベリーは3勝。2番仔ビッグショウリ(1991.4.5)は中央7勝を挙げ、その主な勝ち鞍にマイラーズC(GII)があります。以降もイブキハイシーザー(1992.3.27)が中央6勝(平地4勝+障害2勝)、キョウエイフォルテ(1994.3.15)が中央6勝、クラフティゴールド(1996.2.22)が中央6勝(平地4勝+障害2勝)とコンスタントに活躍馬を送り出しています。なお、名前を挙げた5頭の仔は、すべてノーザンテーストとの間にできた仔です。

「広い府中コースで能力全開」と思ったら、府中は改修工事に入ったんですね(苦笑)。全能力を発揮するのは来年の春以降かもしれませんが、また1頭、トニービン産駒に楽しみな馬が現れました。

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