I理論との簡単な比較

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I理論の創始者である五十嵐良治氏は、フェデリコ・テシオの著書の中の「望ましい祖先の血を父母の両方にできるだけ数多くして、しかもその種類はできるだけ少なくする」という記述からI理論を発展させていったそうですね。

五十嵐氏も中島氏も共にテシオの理論からそれぞれの道を歩まれました。「生き別れの兄弟」というには遠すぎるかもしれませんが、共通する先祖から派生した理論どうしであるのは確かですね。やはりテシオは偉大です。でも、フェデリコ・テシオ賞はイタリアのGIIIレース−彼の奥方であるマダマ・リディアのリディア・テシオ賞はイタリアの牝馬GIIレースです。以前はGIレースだったのですが、現在はGIIの模様−

活躍馬の血統評価の比較をしてみます。

I理論と中島理論の血統評価比較表
評価対象馬I理論の評価中島理論の評価
(8代残牡先祖数)
ナリタタイシン(1990.6.10)3A(最上級)10/128(推定)
★タマモクロス(1984.5.23)3A5/128
ビワハヤヒデ(1990.3.10)3A11/128(推定)
★オグリキャップ(1985.3.27)2A5/128
ナリタブライアン(1991.5.3)2A10/128(推定)
★イナリワン(1984.5.7)1A6/128(推定)
マヤノトップガン(1992.3.24)1A11/128(推定)
アイネスフウジン(1987.4.10)1A(3Bに近い)6/128(推定)
ヤエノムテキ(1985.4.11)1A(3Bに近い)13/128(推定)
サクラユタカオー(1983.4.29)3B(1Aに近い)3/128(推定)
トロットサンダー(1989.5.10)3B(1Aに近い)8/128
エアグルーヴ(1993.4.6)3B5/128
★タイキブリザード(1991.3.12)3B5/128

本文注意。『★タマモクロス(1984.5.23)』のように馬名の前に『★』がついている馬は、父馬から『0の遺伝』を受けている馬を表しています。

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