中島理論で見るGIレースの勝ち馬(1991年編)

リンデンリリー
  • 栗毛
  • 1988.3.16生
  • 浦河・向別牧場生産
  • 馬主・林田秋利氏
  • 栗東・野元昭厩舎
リンデンリリーの4代血統表
ミルジョージ
鹿毛 1975.4.12
種付け時活性値:1.00
Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Milan Mill
鹿毛 1962.2.10
Princequillo 1940
Virginia Water 1953
Miss Charisma
鹿毛 1967
Ragusa
鹿毛 1960
Ribot 1952.2.27
Fantan 1952
マタティナ
鹿毛 1960
Grey Sovereign 1948
Zanzara 1951
ラドンナリリー
栗毛 1979.5.12
仔受胎時活性値:2.00
<地方2勝>
キタノカチドキ
鹿毛 1971.3.27
種付け時活性値:1.75
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
ライトフレーム
黒鹿毛 1959.3.25
ライジングフレーム 1947
グリンライト 1947.4.6
ヤマニガーサント
栗毛 1964.5.19
仔受胎時活性値:1.50
<中央0勝>
ガーサント
鹿毛 1949.4.5
種付け時活性値:1.50
Bubbles 1925
Montagnana 1937
イチクニヒメ
栗毛 1956.4.10
仔受胎時活性値:1.75
<中央0勝>
イッセイ
栗毛 1948.5.14
種付け時活性値:1.75
クニハタ
栗毛 1945.4.8
仔受胎時活性値:0.50
<中央17勝>
リンデンリリーの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ミルジョージ
(Never Bend系)
キタノカチドキ
(Princely Gift系)
ガーサント
(Hermit系)
イッセイ
(The Tetrarch系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.00
(12歳時交配)
1.75
(7歳時交配)
1.50
(14歳時交配)
1.75
(7歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nasrullahの3代孫 Nasrullahの3代孫 Whaleboneの10代孫 Herod〜The Tetrarch系
リンデンリリーのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
23/128 A  A  G  E
(0.50)
11.50 イッセイ
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
キタノカチドキ
(テスコボーイ)
5.75 シュリリー系
(No.7-D)
4番仔

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

前哨戦のトライアル・ローズSを勝利して、1番人気で挑んだエリザベス女王杯でした。リンデンリリーと岡潤一郎騎手。栗毛の馬体が淀の芝に弾んで、鮮やかに1番人気に応えました。が、リンデンリリーにとっても、岡騎手にとっても、最初で最後のGI制覇となってしまいました……。

中島理論的な解釈を行うと、『Never Bend系×Princely Gift系×Hermit系×The Tetrarch系』の4代血統構成となります。曾祖母父イッセイはセフトの仔どもで、The Tetrarch〜Herod系のため異系となります。ゆえに血の浄化を行い、資質の固定化を図ってます。牝系は、7号族シュリリー系。同牝馬は1930年に下河辺孫一氏がオーストラリアから輸入。この牝系から天皇賞馬クインナルビー、GI4勝馬オグリキャップ、桜花賞馬オグリローマン、同じく桜花賞馬キョウエイマーチ、最優秀ダート馬アンドレアモンなどが輩出されています。

ちなみにリンデンリリーは、名球会の一員である元プロ野球選手、加藤英司さんの「私の名馬」として紹介されていました。

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