2003年クラシック世代のGI候補生たち(牝馬編)

(父)メイショウバトラー
  • 鹿毛
  • 2000.4.19生
  • 静内・三木田明仁氏生産
  • 馬主・松本好雄氏
  • 栗東・高橋成忠厩舎
メイショウバトラーの4代血統表
メイショウホムラ
鹿毛 1988.2.17
種付け時活性値:0.75
ブレイヴェストローマン
鹿毛 1972.5.19
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Roman Song
鹿毛 1955
Roman 1937
Quiz Song 1948
メイショウスキー
鹿毛 1981.5.26
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
Nijinsky 1967.2.21
シル 1970.4.22
フェアリーテイル
鹿毛 1961.5.21
Sicambre 1948
Fee Royale 1947
メイショウハゴロモ
鹿毛 1993.4.13
仔受胎時活性値:1.50
<中央3勝>
ダイナガリバー
鹿毛 1983.3.23
種付け時活性値:0.25
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ユアースポート
鹿毛 1972.3.7
バウンティアス 1958
ファインサラ 1966.4.17
メイショウエンゼル
黒鹿毛 1984.5.2
仔受胎時活性値:2.00
<中央2勝>
テュデナム
黒鹿毛 1970.2.21
種付け時活性値:1.25
Tudor Melody 1956
Heath Rose 1964
グリンホースメン
鹿毛 1970.5.9
仔受胎時活性値:1.25
<地方2勝>
パーシア
鹿毛 1956
種付け時活性値:1.25
ハイポンド
栗毛 1964.4.16
仔受胎時活性値:1.25
<中央6勝>
メイショウバトラーの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
メイショウホムラ
(Never Bend系)
ダイナガリバー
(Northern Dancer系)
テュデナム
(Hyperion系)
パーシア
(Blandford系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
0.75
(11歳時交配)
0.25
(9歳時交配)
1.25
(13歳時交配)
1.25
(13歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの4代孫 Nearcoの4代孫 Whaleboneの13代孫 Birdcatcherの10代孫
メイショウバトラーのB&B理論的総括
8代残牝先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
12/128 A  A  C  F
(0.50)
6.00 メイショウホムラ
テュデナム パーシア
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
テュデナム
(メイショウエンゼル)
6.00 ビューチフルドリーマー系
(No.12)
初仔

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

私は、秋の淀の3歳限定GIに出走するブレイヴェストローマンの孫は怖いと思います、メイショウバトラー。まさか、メイショウホムラの仔が、芝馬とはオドロキ。

こういうマイナー種牡馬の仔は、やはり気になるもので、ちょっと調べてみました。父メイショウホムラは中央で25戦10勝、2着4回、3着1回。その主な勝ち鞍にはフェブラリーH(当時GIII)、栗東S(OP)、神無月S(OP)、京葉S(OP)、武蔵野S(当時OP)があり、1993年の最優秀ダートホースに選出されました。1996年から種牡馬生活を開始しましたが、前記の成績ではなかなか種付け頭数もままならず、1996年8頭、1997年7頭、1998年5頭、1999年5頭、2000年4頭、2001年3頭という種付け頭数になっています。母メイショウハゴロモは1999年に種付けされた5頭の内の1頭という事になりますが、調べたところによると、他の肌馬から仔どもは生まれていないようです。つまり、2000年生まれのメイショウホムラ産駒は、メイショウバトラーただ1頭という事ですね。出たな、ワンホースサイアー。合わせて、配合の妙により、8代に残る牡先祖はBlack Jester(1911)、Reigh Count(1925)、St.Brideaux(1928)、Cadum(1921)、Tarquin(1901)、Osiris(1926)、Petee-Wrack(1925)、Umidwar(1931)、Blue Skies(1927)、Windsor Lad(1931)、プリメロ(1931)、ダイオライト(1927)の12頭まで減りました。祖母父テュデナムがWhalebone分枝13代孫に当たる為、ネオ異系効果により、潜在能力は『9.00』という高い数値を示しています。さらに、メイショウバトラーは母の初仔なんですよね。

さて、メイショウバトラーの最優性先祖は祖母父テュデナム、形相の対象は祖母メイショウエンゼルと判断しました。テュデナムは現役時代に英国で18戦1勝。その唯一の勝利が、ミドルパークS(英GI)でした。伊達秀和氏にそのスピードを見出されたテュデナムは種牡馬として日本に導入され、成功を収めました。その代表産駒には『影のマル地最強馬』ことセントライト記念(現GII)の勝ち馬ホスピタリティ(1979.5.16)、弥生賞(現GII)と東京4歳S(現共同通信杯、GIII)を勝ったサルノキング(1979.3.22)、神戸新聞杯(GII)と中日スポーツ賞4歳S(現ファルコンS、GIII)を制したキョウエイボーガン(1989.4.27)、中山記念(GII)とダービー卿CT(現GIII)の勝ち馬テュデナムキング(1980.6.4)、エプソムC(GIII)と京阪杯(GIII)を勝ったニホンピロブレイブ(1985.4.3)、新潟3歳S(現新潟2歳S、GIII)を制したマリキータ(1981.4.4)などがいます。代表産駒のラインナップがシブイですね。なお、言わずもがなですが、ホスピタリティとサルノキングは、テュデナムが満8歳時の0交配の年廻りで生産されています。

メイショウバトラーの牝系は、我が国が誇る12号族ビューチフルドリーマー系。このメイショウバトラーが属する分枝系は、かなり地味に世代交代がなされているようで、近親の主な活躍馬には、叔母に北海道スプリントカップ(統一GIII)2着のメイショウヒダカ(1995.3.31)がいるくらいです。

メイショウホムラの仔が、もしも芝GIで快走するようならば、それは痛快。秋華賞、楽しみにしています。

【余談】つい先日、メイショウバトラーは野分特別を制しましたけれど、母メイショウハゴロモの現役最終戦が、同じ野分特別でした。娘が2番人気で快勝したこのレース、母は11番人気で5着という結果でした。

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