2003年クラシック世代のGI候補生たち(牡馬編)

(父)ブルーイレヴン
  • 栗毛
  • 2000.4.9生
  • 門別・佐々木牧場生産
  • 馬主・金子真人氏
  • 栗東・角居勝彦厩舎
ブルーイレヴンの4代血統表
サッカーボーイ
栃栗毛 1985.4.28
種付け時活性値:1.50
ディクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus
黒鹿毛 1960
Fine Top 1949
Sanelta 1954
Doronic
栗毛 1960
Worden 1949
Dulzetta 1954
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ロイヤルサッシュ
鹿毛 1966
Princely Gift 1951
Sash of Honour 1957
ヘイアンリリー
鹿毛 1990.3.15
仔受胎時活性値:0.25
<中央0勝>

シンボリルドルフ
鹿毛 1981.3.13
種付け時活性値:0.00
パーソロン(IRE)
鹿毛 1960
Milesian 1953
Paleo 1953
スイートルナ
栗毛 1972.5.4
スピードシンボリ 1963.5.3
ダンスタイム 1957
エゾノビュティ
鹿毛 1982.5.22
仔受胎時活性値:1.75
<不出走>
サンプリンス
栃栗毛 1969
種付け時活性値:1.00
Princely Gift 1951
Costa Sola 1963
エゾハマナス
鹿毛 1978.3.16
仔受胎時活性値:0.75
<不出走>
ハードリドン
黒鹿毛 1955
種付け時活性値:1.50
ハナカンザシ
栗毛 1969.4.28
仔受胎時活性値:2.00
<中央1勝>
ブルーイレヴンの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
サッカーボーイ
(Fine Top系)
シンボリルドルフ
(Djebel系)
サンプリンス
(Princely Gift系)
ハードリドン
(Pharos系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.50
(14歳時交配)
0.00
(8歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
1.50
(22歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Whaleboneの14代孫 Herod〜Tourbillon系 Pharosの4代孫 Pharosの4代孫
ブルーイレヴンのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
14/128 C  E  A  A
(0.50)
7.00 ハードリドン
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サッカーボーイ 4.75 近親クシロキング
(No.1-W)
6番仔
(6連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

根幹距離を好走できるサッカーボーイ産駒は強いはず、ブルーイレヴン。ナリタトップロード(1996.4.4)と同じく、門別の佐々木牧場の生産馬です。

生産牧場の先輩であるナリタトップロードは中島理論的良馬として知られていますが、ブルーイレヴンも負けず劣らず良い馬ですね。誕生日がきれいに『月のサイクル』のフォーム上に乗っている馬は、久しぶりに見た感じがします。また、配合面では父サッカーボーイがWhalebone14代孫でネオ異系、母父シンボリルドルフがHerod〜Tourbillon系の異系で0交配を与えています。あと、まったく余談ながら、母ヘイアンリリーの所属は、仲住芳雄厩舎だったとのことです。

ブルーイレヴンの最優性先祖&形相は父サッカーボーイと判断しました。サッカーボーイは現役時代に中央で11戦6勝。その主な勝ち鞍にマイルCS(GI)、阪神3歳S(GI)、函館記念(GIII)、中日スポーツ賞4歳S(GIII)などがあります。種牡馬としての代表産駒には前述の菊花賞馬ナリタトップロード、秋華賞馬ティコティコタック(1997.3.11)、ダート重賞を勝ちまくったキョウトシチー(1991.5.3)、日経新春杯(GII)など重賞3勝のゴーゴーゼット(1991.3.21)、朝日CC(GIII)の勝ち馬ツルマルガール(1991.2.11)、愛知杯(GIII)を勝ったサウンドバリヤー(1992.3.7)、ラジオたんぱ賞(GIII)を制したカッツミー(1999.4.10)などがいます。

ブルーイレヴンの牝系は、1号族ストーミーセッション(1956)系。近親には天皇賞・春(GI)を勝ったクシロキングが見えます。近親牝系図を↓に示しておきます。

ハナカンザシ 1969.4.28 中央1勝
|シャムアー 1975.3.19 地方3勝
||ミホノカザン 1982.3.29 中央7勝 目黒記念(GII)2着
|コデンヨウ 1976.4.11 地方2勝
||スリードラゴン 1988.4.11 中央3勝 ペガサスS(現アーリントンカップ、GIII)3着
|テスコカザン 1977.3.24 不出走
||クシロキング 1982.5.18 中央7勝 天皇賞・春(GI) 中山記念(GII) 金杯(現中山金杯、GIII)
|エゾハマナス 1978.3.16 不出走
||エゾノビュティ 1982.5.22 不出走
|||ヘイアンリリー 1990.3.15 中央0勝
||||ブルーイレヴン 2000.4.9 (本馬)
|マサヒコボーイ 1979.3.14 中央6勝 日経新春杯(GII) 京都記念(春)(現京都記念、GII)

デビュー戦で坂のあるコースの2000mをキッチリと勝ち切り、デビュー2戦目のGIIマイル戦を2着したのですから、将来は明るいでしょう。ブルーイレヴン、期待して見守りたい若駒ですね。

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