2002年クラシック牡馬編

ビワワールド
  • 鹿毛
  • 1999.5.2生
  • 新冠・早田牧場新冠支場生産
  • 馬主・(有)ビワ
  • 栗東・浜田光正厩舎
ビワワールドの4代血統表
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:1.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason
黒鹿毛 1958
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Bramalea
黒鹿毛 1959.4.12
Nashua 1952.4.14
Rarelea 1949
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark
栗毛 1963.4.7
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Golden Trail
黒鹿毛 1958.3.5
Hasty Road 1951
Sunny Vale 1946
ビワハイジ
青鹿毛 1993.3.7
仔受胎時活性値:1.25
<中央4勝。最優秀2歳牝馬>
Caerleon
鹿毛 1980.3.27
種付け時活性値:1.00
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Foreseer
黒鹿毛 1969
Round Table 1954.4.6
Regal Gleam 1964
アグサン
青毛 1985.3.23
仔受胎時活性値:1.75
<英0勝>
Lord Gayle
黒鹿毛 1965
種付け時活性値:0.75
Sir Gaylord 1959
Sticky Case 1958
Santa Luciana
黒鹿毛 1973
仔受胎時活性値:0.75
<独1勝>
★Luciano
黒鹿毛 1964
種付け時活性値:0.00
Suleika
黒鹿毛 1954
仔受胎時活性値:0.50
<独1勝>
ビワワールドの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ブライアンズタイム
(Hail to Reason系)
Caerleon
(Northern Dancer系)
Lord Gayle
(Sir Gaylord系)
Luciano
(Hyperion系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.25
(13歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
0.75
(19歳時交配)
0.00
(8歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Turn-toの3代孫 Nearcoの5代孫 Turn-toの孫 Whaleboneの14代孫
ビワワールドのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
17/128 A  A  A  C
(0.75)
12.75 Lord Gayle
Luciano
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ブライアンズタイム 4.25 近親活躍馬多数
(No.16-C)
初仔

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

阪神の500万特別、エリカ賞を2着となりましたビワワールド。1着にヤマニンセラフィム(1999.4.13)が入って、阪神ジュベナイルフィリーズが行なわれた日に、阪神3歳牝馬Sを勝った馬の初仔どうしが、関西の出世レースで1着2着となりました。なんや、これやったら桜花賞当日に忘れな草賞を勝ったアスクコマンダー(1998.4.2)と同じパターンやんか(笑)。というか、この文章もヤマニンセラフィムの枕と一緒の文章やんか(苦笑)。

ビワワールドの牝系は独国で育まれている16号族。いわゆる、「シュレンダーハン牧場のSライン」ですね。母ビワハイジは中央で10戦4勝。2歳最初の札幌の新馬戦を勝ち、2歳最初の重賞である札幌3歳Sも勝ち、2歳最初のGIである阪神3歳牝馬Sまで勝ってしまいました。3戦3勝、もちろん最優秀2歳牝馬に選出されました。4歳まで走りましたが、通算10戦と順調に使い込めませんでした。パンとすれば、もっと勝ち鞍が増えていたかも知れませんね。近親には活躍馬の枚挙に暇がありませんので、↓の近親牝系図をご参照ください。近親には、昨年の菊花賞と有馬記念を制したマンハッタンカフェ(1998.3.5)の姿も見えます。

Suleika 1954 独1勝
|Sabera 1961 独3勝 独オークス(現GI、旧GII)
||Sarto 1968 ドルトムント大賞(独GIII)
||Sebastiano 1970 ゲルリンク賞(独GIII)
||スタイヴァザント 1973 独伊7勝 独ダービー(GI) ミラノ大賞典(伊GI) 独セントレジャー(GII) ハンザ賞(独GII)
|Sayonara 1965 独5勝 独オークス(現GI、旧GII)2着
||Swazi 1973 ヘンケルレネン(独GII)
||Sandy Island 1981 ランカシャーオークス(英GIII)
|||Sandmason 1997 ハードウィックS(英GII)
||Slip Anchor 1982 英4勝 第206回英ダービー(GI)
|Saxifraga 1966 独0勝
||Satanella 1973
|||Satin Wood 1987 エマヌエールフィリベルト賞(伊GIII)
||Smeralda 1975
|||Soto Grande 1981 ヘンケルレネン(独GII)
||Slenderhagen 1976 エッティンゲンレネン(独GIII)
||Slenderella 1981 独オークス(現GI、旧GII) 独1000ギニー(独GIII)
||Scilla 1983
|||Solon 1992 オイロパ賞(独GI)
|Santa Luciana 1973 独1勝
||Ardassine 1982 英愛1勝
|||Gabr 1990.3.10 海外7勝 サンダウンマイル(英GII) ビーズウイングS(英GIII) クリテリオンS(英GIII)
||アグサン 1985 英0勝
|||ビワハイジ 1993.3.7 中央4勝 JRA最優秀2歳牝馬 阪神3歳牝馬S(GI) 京都牝馬特別(GIII) 札幌3歳S(GIII)
||||ビワワールド 1999.5.2 (本馬)
||サトルチェンジ 1988.4.2 愛英4勝 ジオラミアレース(愛LT、3200m)
|||エアスマップ 1995.4.4 現役 オールカマー(GII)
|||マンハッタンカフェ 1998.3.5 現役 菊花賞(GI)

名牝の初仔がバンバン走るようになって、競馬が「点」ではなく「線」であることが分かってきました。仔に母の姿を重ねるのは簡単です。目を閉じれば、ビワハイジが好発一気に逃げ切った阪神3歳牝馬Sが浮かびます。赤いメンコに角田晃一騎手、青鹿毛が1分35秒3で逃げ切りました……。重賞を3勝もした母に追いつくのは大変ですけれど、ビワワールドもぜひ頑張ってくださいね。

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